
弊社の親会社であるイディーは、法務部門を持たない約30名の制作会社です。取引先との契約書はすべて役員がチェックしており、時間がかかるうえ属人化していました。著作権の扱いなど、クリエイティブ業ならではの論点を毎回繰り返し確認する非効率も課題でした。
まず契約書チェックの実務を棚卸しし、確認手順の標準化から着手しました。そのうえでDifyを活用し「契約書チェッカー」を開発。汎用的な法務チェックに加え、著作権など広告・クリエイティブ領域に特有の9つの観点で独自チェックを行います。結果は社内の決裁依頼文面とあわせて出力され、そのまま承認フローに載せられます。
現在はイディー社内の全部門に展開しています。誰が起点でも同じ観点で確認できるようになり、役員は最終判断に集中できる体制になりました。なお本ツールは法的助言を行うものではなく、確認業務の効率化を支援するものです。重要な契約は必要に応じて専門家の確認を受けています。