介護・医療の現場は、慢性的な人手不足と隣り合わせです。そして現場の時間を奪っている大きな要因のひとつが、記録・報告・書類づくりといった文書業務。介護職員の業務時間のうち、記録関連が大きな割合を占めることは現場の共通認識ではないでしょうか。

生成AIは、この「書く仕事」を軽くすることに関しては即戦力です。ケアの質を落とさずに事務負担を減らす——介護・医療こそ、AIの恩恵が大きい業種だと私たちは考えています。

介護・医療現場の使いどころ4つ

1. 介護記録・看護記録の下書き メモや音声で残した内容を、施設の記録フォーマットに沿った文章に整えます。「記録のための残業」を減らす一番の近道です。弊社の親会社では、会議メモを独自フォーマットの議事録に自動変換する仕組みをほぼゼロコストで構築しており、同じ発想がケア記録にも応用できます。

2. ご家族向けの文書・おたより 連絡帳、行事のお知らせ、広報誌の原稿づくり。「伝わる文章にするのに時間がかかる」業務こそ、AIの下書きが効きます。丁寧なトーンの調整もAIの得意分野です。

3. ケアプラン・報告書類の整理 過去の書類の要約や、加算算定に必要な記録の抜け漏れチェックの補助など、「探す・見直す」時間を短縮できます。

4. 採用・広報 人手不足の根本対策は採用です。求人原稿、採用サイトの文章、SNS発信をAIで量産・改善するのは、すでに多くの業界で定着した使い方です。訪問介護のCoCo Link様のWebサイト制作のように、施設の魅力が伝わる採用の入口づくりも私たちの領域です。

介護・医療ならではの注意点:個人情報の扱い

この業種でAI活用を始める際に、最初に決めるべきはツール選びではなくルールです。

逆に言えば、このルール設計さえ丁寧にやれば、介護・医療でも安全にAIの恩恵を受けられます。私たちが導入支援で最初に一緒につくるのも、この運用ルールです。

小さく始める手順

  1. 文書業務の棚卸し — 記録・報告・おたよりに誰が月何時間使っているかを書き出す
  2. 個人情報を含まない業務から試す — おたより・求人原稿・行事案内あたりが安全な入口です
  3. ルールを決めてから記録業務へ広げる神戸市の補助制度は課題が明確になってからの活用が確実です

現場を知る相談相手と進める

介護・医療のAI活用は、業務フローと個人情報の扱いを理解した設計が肝心です。afteryouは神戸を拠点に、現場に足を運ぶ対面での伴走を軸に導入を支援しています。「記録業務をなんとかしたい」という段階のご相談も歓迎です。お気軽にどうぞ